山代温泉(4/23) [一歩、二歩、散歩]
遠征治療の空き時間に、山代温泉へ行きました。
まずは総湯で温泉を満喫。
建物内は昭和の匂いプンプンの造り。
そして粟津温泉総湯と同様地元のオバチャンばかりでした。
しかもこちらはずっと規模が大きく、カランがほぼ満席。
広い更衣室では、ご近所の噂話や情報交換でとってもにぎやか(うちの近所の銭湯とそう変わりありませんね)。
肝心の温泉はというと、少し浸かっているだけですっごくぽかぽか温まります!!
無色無臭のクセのないお湯なんですが、湯冷めもしにくく、とてもよいお湯でした。
そのあと「いろは草庵」(魯山人寓居跡)を訪ねました。
北大路魯山人が山代で刻字看板の作成のため、仕事場兼住まいとして提供された旅館の別荘です。
魯山人は、美食家&陶芸家として今ではよく知られていますが、実はもともと書家を目指していたそうなのです。
これは私は初めて知りました。
その関連で刻字看板の作成の依頼を受けたのですが、山代滞在中に九谷焼の窯元(初代須田青華)で初めて陶芸を体験したり、加賀の料理や食材に魅せられたことがその後の彼の才能を開花するのに大いに貢献したようです。
彼は金沢の料亭で料理の修業もしています。
入り口の引き戸を開けると、囲炉裏がお出迎え。
この日はやや肌寒い日だったので、とってもありがたいおもてなしと感じました。
受付の方のお話ですと、毎年4月まで囲炉裏に火を入れているそうです。
しかし、今年は夏のような陽気の日もあり、火を入れなかった日もあったとか。
こじんまりと、天井も低めの素朴な建物ですが、とてもあたたかい、落ち着いた雰囲気。
苔がきれいに生え揃ったお庭は、ぜんまい(かな?)などの山野草もあり、その中に1本だけある鮮やかな深紅の椿が際立って、控えめな華やかさを感じました。
周辺をしばらくぶらぶらしたあと、はづちを楽堂で一休み。
草もちぜんざいと加賀棒茶をいただきました。
結構たっぷりの量でおなかいっぱい(^^)
甘さ控えめの餡とよもぎの香りいっぱいのお餅がとてもおいしかったです。
さて、バスの時間まであとわずか・・・。
すぐ近くにあるという須田青華の窯元(現在4代目)に行ってみました。
魯山人作の看板を今も掲げています
山代は、温泉だけでなく文化と伝統を感じる大変個性的な温泉地でした。
8月には総湯が新装オープンします(現在地のすぐ隣の敷地)。
ただ単に入浴施設というだけでなく、昔の総湯の外観を再現し、山代の歴史を感じられるある種のミュージアム的な要素も兼ね備えた施設になるようです。
今回は数時間の滞在でしたが、是非改めてゆっくり来たいと思いました。
<関連リンク>
ほっと山代情報局 (山代温泉旅館協同組合/山代温泉観光協会 公式HP)
まずは総湯で温泉を満喫。
建物内は昭和の匂いプンプンの造り。
そして粟津温泉総湯と同様地元のオバチャンばかりでした。
しかもこちらはずっと規模が大きく、カランがほぼ満席。
広い更衣室では、ご近所の噂話や情報交換でとってもにぎやか(うちの近所の銭湯とそう変わりありませんね)。
肝心の温泉はというと、少し浸かっているだけですっごくぽかぽか温まります!!
無色無臭のクセのないお湯なんですが、湯冷めもしにくく、とてもよいお湯でした。
そのあと「いろは草庵」(魯山人寓居跡)を訪ねました。
北大路魯山人が山代で刻字看板の作成のため、仕事場兼住まいとして提供された旅館の別荘です。
魯山人は、美食家&陶芸家として今ではよく知られていますが、実はもともと書家を目指していたそうなのです。
これは私は初めて知りました。
その関連で刻字看板の作成の依頼を受けたのですが、山代滞在中に九谷焼の窯元(初代須田青華)で初めて陶芸を体験したり、加賀の料理や食材に魅せられたことがその後の彼の才能を開花するのに大いに貢献したようです。
彼は金沢の料亭で料理の修業もしています。
入り口の引き戸を開けると、囲炉裏がお出迎え。
この日はやや肌寒い日だったので、とってもありがたいおもてなしと感じました。
受付の方のお話ですと、毎年4月まで囲炉裏に火を入れているそうです。
しかし、今年は夏のような陽気の日もあり、火を入れなかった日もあったとか。
こじんまりと、天井も低めの素朴な建物ですが、とてもあたたかい、落ち着いた雰囲気。
苔がきれいに生え揃ったお庭は、ぜんまい(かな?)などの山野草もあり、その中に1本だけある鮮やかな深紅の椿が際立って、控えめな華やかさを感じました。
周辺をしばらくぶらぶらしたあと、はづちを楽堂で一休み。
草もちぜんざいと加賀棒茶をいただきました。
結構たっぷりの量でおなかいっぱい(^^)
甘さ控えめの餡とよもぎの香りいっぱいのお餅がとてもおいしかったです。
さて、バスの時間まであとわずか・・・。
すぐ近くにあるという須田青華の窯元(現在4代目)に行ってみました。
魯山人作の看板を今も掲げています
山代は、温泉だけでなく文化と伝統を感じる大変個性的な温泉地でした。
8月には総湯が新装オープンします(現在地のすぐ隣の敷地)。
ただ単に入浴施設というだけでなく、昔の総湯の外観を再現し、山代の歴史を感じられるある種のミュージアム的な要素も兼ね備えた施設になるようです。
今回は数時間の滞在でしたが、是非改めてゆっくり来たいと思いました。
<関連リンク>
ほっと山代情報局 (山代温泉旅館協同組合/山代温泉観光協会 公式HP)
あぁ、なんかいい感じですねぇ。
ゆっくり癒されて下さい。
by わんこ (2009-04-27 23:36)
わんこさん、ありがとうございます。
贔屓目に見てしまうだけかもしれませんが、石川県は癒され度が高いと思います。
長野県もそうですね。
母の田舎が南アルプスの見える山間の僻地なので、子供の頃は毎夏野生児(ややデフォルメ)になっていたものです。
自然豊かな場所に郷愁そそられるのは、その頃の記憶によるものだと思っています。
by アクビ (2009-04-28 13:34)